2学期もお世話になりました。(校長室だより)

2022年12月23日 13時29分

  保護者の皆様、2学期も大変お世話になりました。第8波の到来で、この松山市もかなりの感染者数を記録しましたが、保護者の皆様には、兼ねてからの教育活動へのご支援、ご協力はもとより、感染予防対策を含めたお子さんの体調管理等にご尽力くださいましたこと、深く感謝申し上げます。

 

 10月下旬まで、体育館の改修工事のために思う存分学校生活を楽しむということが難しかったのですが、体育館が完成して学校からバリケードが消えた途端、水を得た魚のように、子どもたちは元気はつらつの毎日を送っていました。

 南校舎の工事が終わった時も同様でしたが、完成したばかりの体育館の美しさには、工事関係者の方々の技や丁寧さ、久枝っ子への真心が感じられ、工事中の学校生活の不自由さなど忘れてしまったような気分です。完成間近の体育館周辺では、丁寧に丁寧に通路の砂を掃き取る方がいらっしゃいました。そのお背中に、深々とお辞儀をさせていただくことも度々ありました。

 松山市教育委員会、工事関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。

  

 すっかり落ち着いた生活ができる3学期、1年を締めくくるにふさわしい3か月になるよう、教職員一同、子どもたちのために力を尽くしたいと思います。

 それでは皆様、よい冬休みを、よいお年をお迎えください。

 

 本日の終業式で、次のような言葉を久枝っ子の皆さんに贈りました。よろしければご覧ください。

 

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【第2学期終業式式辞】

 79日間という長い2学期が終わりました。

 学期始めは、感染予防の観点から人権参観日が中止されましたが、その後は、ほとんどの行事が無事行えたことに、とてもほっとしています。

 体育館の工事もやっと終わり、去年までの学校生活が戻ってきました。いや、新しい南校舎と体育館で勉強できる喜びが加わりましたね。6年生の皆さん中心に、たくさんの作業を手伝ってくれたおかげです。ありがとうございました。

 

 2学期の始業式では、「やればできる」という言葉を贈りました。

 久枝っ子発表会も、陸上総体も、先生たちの大きな研究会もありましたが、それらのどれもが大成功でした。特に、久枝っ子発表会での皆さんの活躍はすばらしかったです。気持ちを一つにして、せりふを言ったり、合唱や合奏をしたりしている皆さんの姿からは、学んだことや練習したことの全てをお客さんに届けようとする気持ちがひしひしと伝わってきて、とても感動しました。発表会当日出られなかった皆さんも、練習を必死に頑張ってきたこと、その成果をリハーサルで存分に発揮したことを、私は知っています。まさに、久枝っ子全員の力で「やればできる」を証明した行事だと思います。

 

 ところで、本当は、何でもかんでも「やればできる」とは限りません。いくらやってもできないこと、というのもたくさんあるのです。けれど、絶対に言えることは「やらずにできるわけがない」ということ。皆さんは、とにかく、まずやってみて、できるようになろうと頑張っていました。結果、できるようにならなかったとしても、頑張ることこそが大切です。これまで頑張ったことが、将来の成功につながる準備になることだってあります。また、その姿は他の人にも元気を与え、感動させるのです。

 これからも、いろいろなことに一生懸命頑張れる人でいてください。

 

 さて、いよいよ明日から、冬休みが始まります。冬休みは、どんなことが楽しみですか?ぜひ、すてきな思い出をたくさん作ってくださいね。

 最後に一つだけ、皆さんにしてほしいことがあります。

 「一年の計は元旦にあり」。一年の計画は、最初の日に立てて始めていきましょう。という意味です。来年、令和5年に頑張ることを、一つでも二つでもこのお正月に決めてほしいと思います。4月に決めたことを続けるのもいいと思いますし、もっと難しいことに挑戦してみよう、レベル1からレベル2に上げてみよう……、何でもかまいません。

 

 では、健康に気を付けて、3学期にまた元気な姿を見せてくださいね。

 

 

 【つどいマラソン帰りの6年生~ピカピカの体育館前で】