７月１日(火)、６年生は「まつやま小中学生文化等体験学習事業」を活用して、松山市考古館を訪れました。考古館には、松山平野で出土した旧石器時代から江戸時代までの遺物が展示してあります。社会科で「縄文のむらから古墳のくにへ」を学習している子どもたちは、教科書で学習した時代の遺物の展示を、大きな関心をもって見学していました。学芸員の方々の案内で、久枝地区にも遺跡があって埴輪が出土していることを教えていただいたり、実際の土器の復元作業を見せていただいたりしました。昔の人々の生活に思いを馳せながら表に出ると、古代ハスがちょうど咲いていました。子どもたちは「この花も、何百年も前からつながっているのかな」と、時間の流れに思いを寄せている様子でした。歴史の重みや地域の豊かさを感じる、貴重な学習の機会となりました。

今日の給食は、冬至の行事食です。

冬至 は、昼間の時間が１年中で一番短い日です。昔から「冬至の日にかぼちゃを食べると病気にかからない」などといわれています。かぼちゃがとれるのは夏ですが、皮が厚 く、腐りにくいため冬まで保存することができます。保存すると水分が減って味が濃くなり、でんぷんが糖分に変わって甘さが増します。昔 の人にとって野菜の少ない冬場 に、体の抵抗力を高めてくれるビタミンＡやビタミンＣの多いかぼちゃは貴重な栄養源でした。

　今日の給食では、かぼちゃと里芋を甘辛く味付けしています。

　

子どもたちは温かい汁物と一緒に、とてもおいしそうに食べています。冬至を聞きなれない低学年の子どもたちも、お昼の放送「ランチタイムニュース」の説明を聞いて、豆知識を得ていました。